肩こりがひどい原因と、肩以外から見直したい3つのポイント
夕方になると、首の付け根がずっしり重い。
子どもの寝かしつけ後、肩が板のようにかたい。
もんでもらっても、翌日にはまた元どおり。
「肩ってこんなに重かったっけ」
と、ため息をついていませんか。
肩こりがひどくなるときは、肩そのものより、
首や背中、腕の使い方が関わっていることが
多くあります。
肩だけをほぐしても戻りやすいのは、
そのためです。
この記事で、わかりやすく解説します。
- 肩こりがひどくなる原因
- 体の中で起きていること
- 今日から変えられる習慣
長引く肩こりを見直すきっかけにしてください。
1. ひどい肩こりは肩の疲れだけで起きているわけではありません
先にお伝えすると、
ひどい肩こりの多くは、
肩以外の場所にも原因があります。
肩はいわば、
まわりの負担を
最後に受け止める場所です。
たとえば、
頭が前に出た姿勢が続くと、
首の後ろから肩の筋肉がずっと頭を支え続けます。
腕を前に出す作業が多いと、
肩甲骨が外に引っぱられたままになります。
- 頭の位置
前に出るほど首と肩の負担が増える - 肩甲骨の動き
固まると肩まわりが動かしにくくなる - 背中の丸まり
胸が縮んで呼吸も浅くなりやすい
肩だけをもんで一時的に楽になっても、
土台が変わらなければ、
同じ状態に戻ってしまいます。
こりがひどい方ほど、
この3つが同時に起きていることが
少なくありません。
長引いているなら、
肩の外側に目を向けることが近道です。
2. 筋肉が固まったままになると体の中で起きること
同じ姿勢を続けると、
筋肉は縮んだまま、または、
引きのばされたまま力を出し続けます。
すると、
筋肉の中を通る血管が圧迫され、
血のめぐりが落ちていきます。
血流が落ちると、
筋肉にたまった老廃物が
流れにくくなります。
その結果、
重さやだるさとして
感じやすくなるという仕組みです。
さらに、
こわばった筋肉は動きにくくなるため、
体はますます同じ姿勢をとりがちになります。
こわばる
動かなくなる
さらにこわばる
この流れがくり返されることで、
肩こりはひどくなっていきます。
頭の重さは、
体重のおよそ1割ほどといわれます。
首が前に傾くほど、
その重さを支える首と肩の負担は大きくなります。
わずかな姿勢の差でも、
毎日続くと大きな負担になるからです。
3. 肩こりがひどくなる生活の中の心当たり
30〜50代の女性は、
家事や育児、仕事、親御さんの介助と、
肩を使う場面が一日に何度も重なります。
思い当たることはありませんか。
- スマホを見る時間が長い
うつむいた姿勢で頭の重さが首にかかる - 抱っこや介助をくり返す
腕を前に出して力を入れる時間が長い - 台所での作業が多い
シンクの高さが合わず背中が丸まりやすい - かばんを同じ側で持つ
片側の肩だけが上がったままになる - 寝る前も考えごとが多い
緊張が抜けず肩に力が入ったまま眠る
どれも毎日のことなので、
自分ではいつものこととして見過ごしがちです。
特に気温が下がり始める秋は、
体が冷えて肩をすくめる時間も
増えていきます。
肩こりがひどい方ほど、
こうした場面が2つ3つ重なっていることが
よくあります。
4. 肩を休ませる習慣は今日から変えられます
肩こりをやわらげるために大切なのは、
強くもむことより、
こわばった状態を長く続けないことです。
今日から変えられるのは、
次のような小さな習慣です。
- 30分に1回、肩をすくめて下ろす
力を入れてからストンと抜く - 肩甲骨を寄せる
胸を開いて背中の丸まりをリセットする - スマホは目の高さで見る
うつむく角度を少しでも浅くする - 湯船につかる
体全体を温めてこわばりをゆるめる
全部を一度にやろうとすると続きません。
できそうなものを1つだけ選んで
試してみてください。
5. 肩こりと思っていても注意したいサイン
肩こりの多くは、
筋肉のこわばりから起きています。
ただ、なかには
首の骨や神経、
内臓の不調が関わっている場合もあります。
- 腕や手にしびれがある
首の神経が圧迫されている場合がある - 頭痛がだんだん強くなる
いつもの肩こりと違う原因も考えられる - 安静にしていても痛む
筋肉の疲れだけでは説明しにくい - 胸の痛みや息苦しさがある
すぐに医療機関の受診が必要なサイン
こうした症状があるときは、
まず医療機関で相談してください。
そのうえで、
筋肉や姿勢からのケアが必要なときは、
私たちもお手伝いします。
6. 私たちの施術でできること
肩こりの出方は、
人によってまったく違います。
私たちはまず、
どこからこりが始まっているのかを
一緒に確かめるところから始めます。
- 姿勢と肩甲骨の動きの確認
座り方や腕の上げ方から
負担の出どころを探します - 手技で張りをゆるめる
肩だけでなく首や背中、胸の前側も
あわせて見ます - 関節まわりのバランス調整
背骨や肩甲骨が動きやすい状態を
目指します - 自宅でのケア指導
家事や抱っこの合間にできる動きを
お伝えします
痛みやしびれの出方によっては、
テーピングで首や肩の負担を分散させることも
あります。
同じ肩こりでも、
デスクワークが多い方と介助が多い方では、
組み立てが変わります。
その方の生活に合わせて、
無理なく続けられる形を
一緒に考えていきます。
気になることは、
来院されたときに聞いてください。
7. よくあるご質問
Q. 肩こりがひどいときは、強くもんだほうがいいですか?
強くもむと、
その場では楽に感じることがあります。
ただ、筋肉が刺激に反応して、
かえって硬くなることもあります。
痛気持ちいいくらいの強さで、
ゆっくりほぐすほうが
体への負担は少なくなります。
Q. 肩こりから頭痛が出ることはありますか?
首や肩の筋肉がこわばると、
頭の後ろ側が締めつけられるように
痛むことがあります。
ただ、急に強い頭痛が出たときや、
いつもと違う痛み方のときは、
すぐに医療機関を受診してください。
Q. 枕を変えれば肩こりは楽になりますか?
枕の高さが合っていないと、
寝ている間も首や肩に力が入りやすくなります。
ただ日中の姿勢の影響も大きいため、
枕だけで変わるとは限りません。
朝起きたときに首が痛む方は、
高さを見直してみるのもひとつの方法です。
まとめ|肩こりは肩の外側から見直す
- 肩こりがひどいときは、
首や背中、肩甲骨にも原因があります。 - こわばった状態が続くと、血流が落ちて
さらに固まりやすくなります。 - 強くもむより、
こわばりを長く続けない習慣が大切です。
肩こりは、
毎日の積み重ねでできあがったものです。
だからこそ、
毎日の小さな習慣で変えていける部分もあります。
今日はまず、
30分に1回、肩をすくめてストンと下ろすことから
始めてみてください。
それでも重さがなかなか抜けないときは、
一度私たちに体の状態を見せてくださいね。
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富田林駅前整骨院では、お電話やLINE·WEBフォームにてお問い合わせを受け付けております。
気になることやご要望がありましたら、遠慮なくご相談ください。
この記事を書いた人

「富田林駅前整骨院」院長|柔道整復師(国家資格)・介護福祉士(国家資格)
石井 康裕
富田林市の富田林駅前整骨院の院長。
柔道整復師として施術を行い、介護福祉士としての視点も活かしています。
痛みの原因を毎日の動作から見直すことを大切にしています。
子育てや家事、親御さんの介助など、毎日体を使う方の負担を少しでも軽くしたいと考えています。
そのために、痛みが出る理由をわかりやすくお伝えしながら施術を行っています。
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